1986年、辻調理師専門学校卒業後フランスに渡り、二つ星の『ジラール・ベッソン』、三つ星の『タイユヴァン』『ラ・コート・サンジャック』で修業を重ねたシェフ・黒岩 功氏が料理を監修。誰もが気軽に足を運べるフレンチレストランをつくりたいという想いを込め、洋食とフレンチがフュージョンしたコースメニューを提供します。
1953年創業の老舗洋食店「グリルモリタ」。そのオーナーシェフ・駒井洋一さんが亡くなられたのは1980年でした。その娘様からの寄せられた「『グリルモリタ』の味と想いを継承して欲しい」という望みに応えたのが黒岩氏です。「この味を100年先まで受け継ぐ」との情熱を持って、レシピを復活させる決断をしました。歴史を受け継いだ秘伝のデミグラスソースを、ぜひご堪能ください。
提供するメニューは、この地で採れた素材を中心に構成されています。大自然の味をそのままを活かした数々のオードブルや、地元漁港から水揚げした新鮮な海の幸のブイヤベースなど、「自然を食べる」というコンセプトが存分に感じられるコースです。
また、グランピングのル・クロのこだわりは、『炭火焼き』です。フランスパリ店でも炭火にこだわり、素材の魅力を引き出す技法として、炭火焼きはフランス人の舌を魅了しています。今回は厳選された和牛、ブラントポーク、ブラント地鶏をご用意しており、ご自身のお好みの焼き加減にこだわりの炭火で調理することもこだわりの一つです。